ミナルディM193 93’南アフリカGP

23 クリスチャン・フィッティパルディ

 

評判の高いAMCのフルキットです。
但し、アイテム的にはドマイナーの感は否めないミナルディのM193です。
リリース発表が出た時には( ゚∀゚)・∵キタコレ!絶対買おう!なんて思ったのだが
冷静に考えてみたら
「こんなの本当に欲しいのか?」
「フェラーリとかもっと欲しいものが先じゃないのか?」
「全然思い入れも何もないのに買っても作らないだろう!」
このような様々な思いが巡り自問自答の毎日でしたが(←大げさすぎ笑)
結局買ってしまいました(⌒▽⌒)アハハ!
しかし当然新品定価なので、こんなアイテムを2万近くも出して購入するってのは
かなりの道楽者か酔狂としか思えないね(笑)

>マシンについて
93’南アフリカGP仕様か・・・南アGPって懐かしいよな〜・・。
くらいしか何も思いませんなって程度(笑)
こりゃいかんということで調べてみたら、何と!!!
決勝でC・フィッティパルディが4位に入賞してます!!!
これは凄いですね〜快挙です!!!
当時はプロストやセナ・ベルガー・アレジ・パトレーゼ・アルボレート・・・
そしてシューマッハ!このように凄まじいメンツが揃ってた時期だけに
4位入賞というのは賞賛に値しますな。しかし自分は全然覚えてなかったけど(笑)
その後はバルバッツァとフィッティがチョコチョコとポイントを獲得し、
ミナルディはコンストラクターズランキングで見事に8位!!!
素晴らしいですね〜!だからといってM193が名車かというと別にそうでもないんだが。
全くといって良いほどにマシン的には特長はなく、エンジンも資金不足の為に、
ランボルギーニではなく使い古しのフォードといった具合であり、
活躍はドライバーの腕だったのかもしれないね〜。

>キット内容
レジンキャスト製ガレージキットの定番的な内容になってますね。
ボディやアンダートレーの大きいパーツがレジンで足回りなどの小物がメタル。
そしてエッチングにゴムタイヤといった具合。
では各部位について書いてみよう。

>ボディ
パッと見では気泡もなくキレイな成型ですね。
しかし!目に見えない小さな気泡がサフを吹くと浮かび上がってくるので要注意!
それ以外は特に問題なし!
普通にパーティングラインを消したり、スジ彫りを深く掘り直すとか
インダクション部分も深く掘るとかのF1ガレージキットの定番工作ですな。

>前後ウィング
翼端板がエッチングでフラップがメタルというマンネリな・・
いや・・定番な組み合わせですね。
それら自体は難なく組めるはずだが問題はフロントのボーテックスジェネレーター(BJ)
いかにも93’のマシンだな〜という懐かしいモノですが!
組むのは難しい。というのもBJがクソ重たいメタルで出来てるので
どうやって翼端板に取り付けるかが難しい・・・。
取り付け位置の指示も全くないのでフロントの足回りを仮組みしてから
慎重に位置を決めなくてはならない。これをしないと干渉して後で絶対泣くね(笑)
んで・・・BJの取り付けなんだが上級者だと
「そんなもんハンダ付けに決まってんだろ!バカか?」などと一笑に付される訳だが
俺はハンダメチャクチャ下手糞だからな!<(`^´)>エッヘンじゃなくて(;´д`)トホホ
俺も割りと長いことF1ガレージキット作ってるのだがハンダという一種の
必須技術が殆ど成功したことのないヘタレモデラーなのだから困りもの。
毎回やってみることはやってみるのだがメタルパーツだけ溶かす→全然エッチングに溶接出来ず
そしてイライラの絶頂に達して終了!という情けないことになるのがオチなんですわ。
それが解ってはいたのだが!今回も懲りずにやってみたんですよ・・・ダメ元でね。
そしたら出来た!出来たよ!やったよパパ!!!
ってな勢いで何故か上手く出来てしまったよ!
うーん・・・これぞエクスタシー!カタルシス!イク〜〜〜!!!って感じ(←バカ)
いや〜本当に(⌒▽⌒;) オッドロキーでしたね。
今回は巷で噂の低温ハンダを使ってみた・・・等という特に変わったことを一切したのではないのだが。
ということでリヤウィングも全部ハンダで付けてみましたよ!
因みに後の工程でリヤウィングを落っことすという失態を演じたのだが(;´д`)トホホ
流石は!ハンダ固定!!!ビクともしないぜ!スゲーよハンダ!ビバ!ハンダ!!!
但しハンダ付けした後のはみだしたハンダを削るのが物凄く面倒でした(笑)
しかし金属パーツはハンダ出来るなら絶対やった方が(・∀・)イイ!!ね

>足回り
前後共にダボを信じて開孔してやれば問題ないはず!?
しかし俺のはフロントは若干車高が高いかもしれないが!
そんな小さなことは気にしない気にしない(いいのか?)
さて問題はリヤサスなんだがボディに差込方式ってのがね〜。
本来はエンジン&ギヤボックスから生えているはずのパーツが半分しかないわけだ。
(つまりボディから生えてタイヤに繋がってる)
パッと見た場合には何も問題ないのだが後ろから覗くと(¬д¬。) ジーーーッ
ギヤボックスの左右がスカスカのドンガラなのがマヌケというかなんというかヽ(`Д´)ノ
まぁフィニッシャーズのJ194よりは全然マシだけどね・・・(謎)
かといって!サス類を延長してギヤボックスまで届かせるのも死ぬほど面倒クサ!!!
なので当然やってません(⌒▽⌒)アハハ!
でもちょっとした拘りでドライブシャフトだけは金属棒に変えてやり、ギヤボックスまで延長しました。
これで後ろから覗くとキラリと金属のシャフトが見えますので
メチャクチャ簡単なことだし効果は高い!と思うよ(笑)

>タイヤ
ホイールは田宮のコピーなんでメタルが嫌いな人は交換するといいかも。
結構バリもあるからね。俺はプラモ一個潰すのが勿体なかったのでそのまま使いました。
タイヤも「ちゃんと!」田宮のゴムタイヤなので安心です(笑)

>塗装
好きな白吹いてマスキングして下段を好きな黒で塗る。俺はついでに黒いパーツも一緒に塗ってる。
因みに黒は全部フィニッシャーズのカーボンマットブラックで(・∀・)イイね。
ボディもそれかよ!という御方も多いかとは思うが・・・
黒は黒!!!
違いなんかぶっちゃけ誰もわかんねえよ(笑)
ところでこのボディの黒なんだが後端部分がどこまでの高さまでが黒なんだかサッパリわけわかめ。
インストや乏しい資料見ても全部リヤタイヤに隠れてるし!!!
まぁミナルディだし適当でいいか〜〜と、さして悩みもせずにラインを決定!
拘る神経質な人はAMCに問い合わせてみると親切に教えてくれるでしょう!・・・多分ね(おいおい)

>デカール
お待ちかねのデカールですな。エッフェなんたらっていうとこのデカールですが、
下手糞な俺が問題なく貼れたのだから問題ないはずだ!
ブ厚くもなく、シルバリングが出ることもなく、クリヤに溶けることもなく!
初めてこのメーカーのデカール使ったので一抹の不安はあったのだが良いと思うよ。
但し積んどくだけのモデラーではないコレクターは
カルトじゃなきゃイラネ!!(((ノ´□`)ノ :・'.::・〓■●~だの〜フォントが違う!だの
イチャモンつけそうだが・・・。脳内モデラーこそイラネ!!(((ノ´□`)ノ :・'.::・〓■●~
あとは珍しく速攻で作ったので貼らないで保管してたら経年劣化はどうなるかは不明。
まぁ買ったらさっさと作れって話だな。
これに関しては俺は全く人のこと言えないのだが(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)
っていうか・・・メーカー名が覚えられませんよ!ってのだけが問題だな(笑)

>その他の細かい部分
バックミラーはステーを金属線に交換し、ミラー部分はエッチングが入ってますが
「磨け」との指示です。面倒なのでスタジオ27のステンレス製エッチングの不要部分を
切って貼ってある。これは我ながら良い方法だと思うよ(そうか?)
シートベルトは何と!!!最初からリボンが付属しエッチングと組み合わせて作れるようになってます。
ガレージキットの場合、スタジオ27に代表されるようなエッチングが定番でしたが
どうも俺は昔から布地のベルトを金属で?と思ってたのでエッチングは一切使ってなかったのよね。
バックル部分だけは使ってたが面倒なことこのうえない。
そして最近はリボンを使うようになっていたのだがキットに最初から入ってるなんて素晴らしい!
だが何故か「Sabelt」のロゴ及び肩当て部分の厚くなってるところは丸っきり無視されてるので
適当にそれらしく見えるように小細工しておきました。
そんで・・・ベルトの取り付けはボディから直に生えてるということで取り付け金具のエッチングが
入ってるのだが!
これを付けるのが死ぬほど面倒くせーーーーー!!!!!
AMCめ!余計なことを!!!と逆ギレ必死!!!(俺だけか!)

>蛇足
これで完成なんだが、ここからはやりたいヤツだけやればいいっていうクリヤコートです。
非常にリスクも高く面倒である工程なので本当にやりたくなきゃやらないで良いね。
因みに3種類のクリヤーを俺は吹いてます。
1 黒いパーツに半ツヤクリヤー
2 ボディにデカール定着の為にボディにフィニッシャーズのオートクリヤ
3 2のクリヤ乾燥の後にフィニッシャーズのウレタンクリヤ
何の為の工程かというと俺の場合は「デカール保護とツヤ出しが50:50」ですな。
どうせ自己満足なんだから好きにやればゞ( ̄ー ̄ )イイッテバ

>総括
キット自体の素性は物凄く高い!傲慢さが鼻について仕方がないスタジオ27や
素材は提供するから何とかしろ!のフィニッシャーズ(笑)そして理想に技術が全く追いついてない
ブラジル製キットに比べても、全てにおいて劣ってるところはないと断言するね!
ガレージキット初心者でも入門編にピッタリなキットだと言えるね。
勿論ガレージキットなのだから田宮のプラモみたいに一切なんの問題もなく組めるというわけではないが
田宮のキットを「キチンと」組めるならば大丈夫だと思うね。

但し・・・アイテム的に全く初心者向けでないのだけが最大のネックなんだが(笑)

それにしても完成させない病の俺が「わずか!」一ヵ月半で完成させたというのは我ながら驚愕ですな。
いつもは途中で他のキットをいじりだすのだが(⌒▽⌒)アハハ!
それにフェラーリでもなきゃチャンピオンマシンでもなくシューマッハでもプロストでもなくピケでもない!
こんな俺的は完璧なまでにどうでもいいようなマシンを完成させてしまったのは何故だろう?
恐らくキットの出来自体が素晴らしいからだろう!というコジツケみたいな理由で納得しておこう(笑)
(ハンダ付けが上手くいったからかな〜?)
(完成 06’9月)

 

 

 

 

本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース